去る8月29日(金)18時半よりゲストハウスアーバンにて「企業経営者と就職指導担当者とハローワークとの懇談会」が開催され、企業から25名、学校から8校10名、ハローワークから2名の計37名が集まりました。
6月例会にハローワーク気仙沼の鈴木洋一所長にご参加いただいたことをきっかけに、翌月の理事会で「これからの地域での人材採用と育成について何かわれわれが取り組むべきではないか?」という結論となりました。そして、(有)亀甲運輸の渡邊耕司部長を中心に支部理事と鈴木所長で地域の学校訪問を行い、懇談会を開催する運びとなりました。
当日は、(株)あさひ鮨の村上力男社長と(株)気仙沼商会の高橋正樹社長から、地域の若者の持つ可能性を信じ、人間として成長できる会社づくりへの熱意と「もっと地域で頑張っている企業を知って欲しい」「校内選考はせずに希望する全ての生徒を出して欲しい」という要望を伝えました。
また、学校側からは3名の就職指導担当者の先生方と、ハローワーク気仙沼の鈴木所長から学校と地域の現状についてご報告いただきました。その中では「就職率は高いが、地元就職を希望する生徒数に対して求人数が少なく、やむを得ず管外や県外に行く生徒が多い」「生徒の意識向上に職場体験やインターンシップの受け入れにもっと協力してほしい」などの意見が出されました。
「地域の企業のトップとこのように話せる場は貴重なので、ぜひ今後も開催してほしい」との声に対し、支部理事も「『合同企業説明会』の実現を目指して今後も活動していこう!」と決意を新たにしました。
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