第3分科会
「なぜコミュニケーションは必要か?」
農事組合法人 水鳥 専務理事 山川博久氏(幹部社員 栗原登米地区)
それぞれの会社でそれぞれの幹部社員が、コミュニケーションの取り方は難しいと感じていることが分かりました。私もその一人です。社内に起きている問題が何かが分からないと解決しません。人も会社もさらけ出すことから始まるのではないかと思いますし、そこから方向性を見出せるのではないかと思います。
部下に対して私たちはどんな評価をしているでしょうか。仕事の結果だけでなくプロセスも大切にして、正当な評価をしてあげることが大切だと思います。みんな一人ひとり違うので、その人にあった接し方と評価をすることが、幹部の仕事ではないでしょうか。
そのためには幹部のあり方として、責任の自覚を自ら持って目標をやり遂げる覚悟を持ち、社員一人ひとりが目標を持って自分の目標を達成できる支援をしていき、それを会社全体につなげていく。その実践の積み重ねが、「職場は仕事を通して人間性を磨く場」になっていくという、そんな環境をつくっていきたいと思います。私自身が仕事を楽しむ、幹部という役割を楽しむ、いきいきと人生を楽しむ。幹部として魅力ある自分をつくること、会社に行きたくなるような職場をつくることが、今の、そして永遠の課題です。 |