岩沼・亘理地区より
「原点回帰!」
〜 岩沼亘理地区のミニ例会シリーズ 〜

話す・聞く・共感する・前に進む

  岩沼亘理地区では9月から月例会の他に一度、 ミニ例会を行っています。 地区内の会員同士、 「仲間がどんな考えでどんな会社にしようとしているのか、 どんなことが自分の会社の強みなのか」 をもっと知り合いたいという考えのもとに生まれた企画です。 一月に一度、 会員一人ずつに運営委員会 (地区役員会, 第1水曜日が定例日) の場を使って体験談を報告してもらい、 質問や意見を交換し合います。
  現在までに三氏が報告を行なっています (下記に報告を紹介します)。 話を聞く人はもちろん、 報告者にとっても自分の実践や考えを確認できたり、 新たな魅力の発見につながったりと、 ミニ例会から生まれた共感や意外性、 感動などが会員同士をつないでいます。

● 「部分的にではなく全体観をもって」
菊地経営労務管理事務所 菊地和則氏

  社会保険労務士として独立して半年になります。 その前に二つの会社に勤めた経験を持っています。 一つは出版社、 もう一つは保険会社。 出版社在職中にスキルアップのために取得した資格が、 現在の私の仕事になるとは考えておりませんでした。 この二つの会社で働いて良かったのは、 “自己管理能力”を高められたこと。 それと分かったことは、 会社の一員として働くことは、 会社や上司の姿勢が否応なしに自分の人生に大きく影響すること。
  こういう思いは、 今までとは畑違いの仕事でも生かすことができますし、 お客様の立場を考えて・何をもってお客様の役に立つかを考えるということでは今までと変わりないとも言えます。 現在は主に企業の退職金制度、 就業規則の見直しの提案をしていますが、 部分的に対処するのではなく会社全体の士気が高まるもの、 将来を見越したものを心がけています。

● 「わが業の使命をもって」
(有)木村経営管理会計 木村拓也氏

  税理士は、 常にお客様の重要な情報・他の一般の人では知りえないことも業務上取り扱う職業です。 つまり守秘義務を守りつつも、 税金に関する法律を遵守しなければなりません。 そこで、 税金の計算をするうえでは、 どこに組みすることなく公平な立場に立って職務を遂行するのが税理士です。 税理士のお客様は個人・法人さまざまです。 そのお客様の末永い黒字決算にお役立ちできるように一生懸命取り組みます。
【木村経営管理会計 経営理念】
○税理士として独立した公平な立場を貫くこと
○職業会計人として法律に遵守した行動をとること
○お客様の永続的な発展に寄与すること

● 「マーケットはつくるもの、 常識は変えるもの」
ベルストン(株) 大友保男氏

  お客様が喜ぶものをつくる。 より人の役に立ちたいと思う。 石材の輸入・加工製造をしているわが社ではそれはどうしたら達成できるか。 それを考えて行動するところに挑戦の意味があり、 その挑戦に自分たちの仕事の楽しみ=生きる喜びがあるのではないでしょうか。 発明の8割は中小企業で生まれているそうですが、 小さな変化に気づける、 人の喜びに密着しているからではないかと思います。
  人は数字の管理だけで仕事ができる存在ではありません。 だから社長の仕事はとてつもなく大きな夢を持ち、 自分から挑戦の階段を一歩ずつあがることだと私は思います。 それは会社や社員の勇気と自信につながるはずです。 今年、 わが社の方針に新しく加えたことがあります。 それは“自分たちが作った商品を自分の手で売る”ということです。 私たちの商品は販売店さんが売ってくれています。 それは有り難いことです。 併せて自分たちの手でもマーケットを作り出していくことが、 今後のわが社の挑戦になり得るのだと思います。




■第9期同友会大学より

 

■第9期同友会大学のレポートから

■第17期経営指針を創る会

 

■岩沼亘理地区のミニ例会シリーズ
■2006全国共同求人交流会より
卒業生実践報告
  ■2007 新春講演会
■中同協発行書籍紹介E   ■2008 共同求人参加企業募集