11/9 まであと一ヶ月!
経営研究集会 実行委員会だより

分科会の学習、討論で準備すすむ


  「11.9あなたの未来が今日決まる」 のキャッチフレーズで開かれる 「2006. 経営研究集会」 の準備がすすんでいます。 5月23日 (火) の第1回以来、 8月29日まで4回の実行委員会が開かれました。 今回の特徴は、 共同求人、 経営労働、 社員共育、 政策、 組織活性化の専門委員会と農業、 地球環境部会が企画運営し、 支部・地区が後押しする形で全同友会ぐるみで取り組まれます。
  各委員会では、 準備の打ち合わせが頻繁に行われています。 社員共育委員会では、 岡山同友会の報告者 (ダイヤ工業(株)松尾正男氏) と東京で会い、 打合せの内容を委員会で報告し、 独自のチラシまで作成しました。 共同求人委員会では、 9月6日 (水) の委員会でパネラーの伊藤信幸、 佐藤全の両氏が実践報告を行いました。 10年前の社員数90人の時に60人の新入社員を採用、 当時のメンバーが幹部に成長し、 今日の(株)ホットマンの発展を支えているという話に、 「強い説得力がある。 改めて採用と育成の重要さを伝えよう」 と、 70名の参加目標で取り組むことを決定しました。 経営労働委員会では3人のパネラーを囲んで打ち合わせを行い、 ここ1〜2年の間に経営革新が進んでいる様子が自信に満ちて報告されました。 第6分科会では、 仙北信用組合の若林理事長を6名の委員で訪問し、 地元企業をバックアップする金融機関の姿勢に感動。 金融関係者、 行政の方々にも参加していただこうと盛り上がっています。
  各分科会とも学習や準備討議が活発に行われ、 独自の宣伝物やチラシづくりが盛んに行われています。 研究集会は特別なイベントではなく、 毎月の支部地区例会の集大成として深い討論、 感動が味わえる場です。

経営研究集会
見どころ、 聴きどころ
分科会が決まらない!という方のために各分科会のポイントを紹介します

第2分科会 25年で売上115億円、 絶えざる成長の秘訣を語る!!

テーマ  「挑戦と改革」 を社員教育で実践して
報告者 (株)テキサス 社長 落合 洋氏 (北海道同友会)


 30代で焼肉レストラン 「ウエスタン」 開業を皮切りに次々と新しい事業に挑戦。 小売業に参入し、 食肉、 米、 酒などのディスカウント店 「テキサス」 を展開します。 勢いだけでは成長できないことに気付き、 社員教育に力を注ぎ、 「お客さまの声」 会議を役員会の上に位置づけ、 社員自ら改革を実践する社風をすすめています。

こんなことが
聴きたい方に
お薦めです

@とにかく元気な話が聴きたい。
A新しい仕事に挑戦したい。 新業態開発の考え方、 アイディアを知りたい。
B廃棄物、 ごみ問題などに積極的に取り組みたい。
C変化にスピーディーに対応でき、 経営戦略を実行する社員を育てるには?
D1次産業から3次産業までの仕事づくりをすすめるには?


第4分科会 本業を深めれば、 どんな会社にも勝ち残る道は必ずある!!

テーマ 時代の変化をとらえ、 “第2創業”に挑戦する後継者たち
報告者 3人のパネラーによるパネルディスカッション (宮城同友会)
 
 パネラーは経営指針を創る会15期、 16期修了生で後継経営者。 いずれも業歴が古く、 小さくなる市場の中で後継者に改革が委ねられます。 自ら先頭に立って経営者の責任を引き受け、 問題から逃げず真正面から立ち向かう姿から後継者の可能性を感じていただけることと思います。

こんなことが
聴きたい方に
お薦めです

@後継者なのだが、 経営者になる“覚悟”を決められずにいる。
A親父 (先代) がやってきた事業をそのまま受け継ぐことに不安がある。
B時代変化、 業界の変化にどう対応したらいいか分からず悩んでいる。
C本業を深め、 新しい業態をつくる方法を学びたい。
Dリーダーに求められる資質とは何か?


第5分科会 食とエネルギーの自給で
        21世紀型地域づくりのトップランナーに躍り出た!!


テーマ 食料自給率201%のまちづくり 〜食・環境・自然エネルギーに挑戦する岩手県葛巻町〜
報告者 くずまき高原牧場 専務理事 鈴木重男氏 (岩手同友会)
 
 「役場の職員はサービス業に徹せよ」 の町長の号令の下、 意識改革の徹底で町は蘇ります。 人間の数より牛の数が多い高原の町をワイン、 ミルク、 チーズ、 ヨーグルト、 牛肉などの生産で起こし、 風力、 太陽光、 木質、 バイオのクリーンエネルギーで自給自足します。 21世紀は葛巻の時代、 5年後には人口を増やすと豪語する地方主権の担い手の心からの声、 その源泉に触れて下さい。

こんなことが
聴きたい方に
お薦めです

@経営の壮大な夢とロマンを実現する構想力を持ちたい。
A構想を行動に移す原動力は何か? その根本を知りたい。
B“産業観光”とは何かを知りたい。 食の自給率を高めるには?
C風力、 太陽光、 ペレット、 バイオなどクリーンエネルギーを事業化するには?
D社員の意識改革をすすめ、 誇りを持って働く会社をつくるには?


第6分科会 過疎の町にこそチャンスがある!!

テーマ 自らの手で元気なまちを蘇らせる担い手として
報告者 3人のパネラーによるパネルディスカッション (宮城同友会)
 
 同友会の学びの中から、 中小企業は地域の支えなしには存在できないことを知ります。 仙北信用組合の若林理事長はそんな地域の経営者に熱い視線を送り続けてきました。 急激な少子高齢化、 過疎化の中で時には絶望的になりながら、 「交流人口を増やして栗原を元気にしよう」 という両者の思いは知恵と勇気を奮い立たせます。 青春そのもののような3人の話をお聞き下さい。

こんなことが
聴きたい方に
お薦めです

@地域の歴史と伝統を掘り起こし、 学ぶことに関心がある。
A本業を磐石にするための方法を知りたい。
B地域金融機関との関係を深めたい。
C少子化高齢化する地域に不安を感じる。 地域活性化の方法を知りたい。
Dグローバル経済一辺倒の社会に疑問を持っている。


※第1・第3分科会は、 前号 (どうゆうみやぎ9月号P13) にて紹介しております。


■第9期同友会大学開校する

 

■役員研修会が行われる

■宮城野地区7月例会

 

■中同協発行書籍紹介
■女性部“語り部”例会   ■活き生き企業訪問記
■経営研究集会   ■2007 秋の合同企業説明会 参加企業募集