【女性の元気が未来を拓く!“自分らしさ”を生かして会社づくり】
〜 女性部“語り部”例会〜
  会社では社長として、 または社長の片腕として、 家庭では妻として、 嫁として、 母として……。 男性と違う視点や立場で、 会社や地域を見ている女性経営者の皆さん。 一人ひとりが体験談を報告し、 仲間の話を聴き、 常日頃に感じていることをふりかえって確認する。 そしてみんなが自分の会社・自分の人生の語り部になろう、 という趣旨のもと、 女性部では“語り部”例会をスタートしました。 2月から隔月で開催し現在までに3回、 6人の方が報告者を務めています。
「新聞の売上に貢献できることはないかと考えてミニコミ紙を始めました。 ミニコミ紙の取材をしていくと近所の人たちの顔が良く見えるようになり、 その存在が愛しく思うようになりました。 地域の一人ひとりを主役にすることが、 私どもにできる仕事だと感じています。 【(株)朝日ライフサービス・小野けい子氏】
「13年前に亡くなった主人が会員でした。 一介の主婦だった私が主人の死を境に会社を継ぐことになり、 経営のことが何も分からず呆然としていたとき、 支えてくれたのが同友会です。 場面場面での対処方法のようなことから心を強く持つ姿勢まで、 何でも教えてもらいました。 【大都ビルメンテナンス(株)・田村了子氏】
「私たち夫婦は着物好きが高じて、 このお店を経営しています。 だから私たちにとって着物は単なる商材ではありません。 着物が持つ豊かさを伝えることが私たちの仕事です。 “布久満”という名前に、 その意味 (着物が人を幾久しく豊かにしますように、 福が満ち足りますように) を込めました。 【(有)布久満・谷 政子氏】
「33歳で主人を亡くし、 小さな子ども2人をおぶって取引先を回ったことが昨日のことのように思い出されます。 社員のおかげで会社がここまで来られたのだとつくづく思います。 現在は息子が後継者候補として会社に入っていますが、 後継者育成がこれからの課題です。 【堀内電気(株)・堀内文子氏】
「主人に先立たれてから今まで、 無我夢中で経営してきました。 介護をしている義母が私にいつも言ってくれる“ありがとう”の言葉で救われています。 だから私も社員に“ありがとう”の言葉をかけます。 現場の詳細をよく知っているのは私ではなく社員たちですから。 【東北電子機器(株)・佐伯東亜子氏】
「父と一緒に最前線で戦ってきた母が、 今は闘病生活を送っています。 でも、 母の体には仕事が沁みついているようで、 現場を離れた今でも私たちに仕事の確認をしてきます。 父母が作ってきた東放の信用。 私の仕事はそれを継ぐことです。 【(有)東放・福澤秀子氏】
  家族で会社経営をしていれば、 一日中、 顔をあわせている。 お客さまは近所づきあいの仲間……など、 仕事と生活が常に背中あわせの場合が多いのも中小企業ならではの特徴ですが、 一日の中で立場を変えながら柔軟に対応していく、 というのも女性経営者が持つ“しなやかさ”ゆえでしょう。
  本当の自主や主体とは 「存在感のある生き方をすること」。 女性が“自分らしく”活躍できる会社や社会は明るいのです。


■第9期同友会大学開校する

 

■役員研修会が行われる

■宮城野地区7月例会

 

■中同協発行書籍紹介
■女性部“語り部”例会   ■活き生き企業訪問記
■経営研究集会   ■2007 秋の合同企業説明会 参加企業募集