第9期同友会大学開校する
〜 学ぶとは誠実を胸に刻むこと 教えるとはともに希望を語ること 〜

 開校式では、 第7期卒業生の(株)オプス・社長の菅原俊樹氏と第8期卒業生の(有)蔵王プロヴァンスファーム・社長の倉繁正人氏が激励を込めた事例報告を行いました。
(株)オプス・社長
菅原俊樹氏
 
  菅原氏は 「私は受講前にはうちのような小さな会社が 『日本経済再生』 などと聞いてもどうなのか?と思っていました。 しかし、 講師の方々の豊富な事例と多角的なものの見方を学ぶうちに、 われわれ中小企業の存在が地域にとってなくてはならないもので、 その経営や仕事に携わることのすばらしさを実感しました。 知識とは@正しいことA腑に落ちることB自分にとって必要であることだと私は思っています。 受講することで私の知識はモノクロからカラーになりました。 自分の人生を歩む上でも役立つこの学びの場を十二分に生かしてください」。
(有)蔵王プロヴァ
ンスファーム・社長
倉繁正人氏

  また、 倉繁氏は 「私は2年前の 『第15期経営指針を創る会』 を受講して、 1年経ってから昨年度の同友会大学で学びました。 経営指針を実践していくうえで今ひとつ自信がなかったからです。 講師の方々はみな現場を大切にしている方々ばかりで、 理論的にも鍛えられ、 大きな自信を持つことができました。 ぜひみなさんに心がけてほしいことは、 何かひとつ質問してほしいということです。 疑問がないのはよほど講師の方のお話が素晴らしかったか、 無関心で聞いていたかということ。 教えられるのでなく積極的に自ら学ぶことで血となり肉となります。 また、 この講義での感動を、 ぜひ自分のものだけにせず自社や地域に持ち帰ってください。」 と激励しました。 最後に受講生が次々に立って講義への期待と決意表明を発表。 「車で2時間をかけて通うことになるが、 多くを学んで社長から 『出して困った』 と言われるくらいに成長したい」 「今年受講した経営指針を創る会で決意した 『心の美味しさの提供』 をこの同友会大学で深めたい。 自社と地域と社員の幸せをめざし、 地域のリーディングカンパニーになりたい」 「兄弟で参加している。 実力はまだまだ及ばないがこの同友会大学で熱心に学んで兄を追い越したい」 「弟にはいつも助けられている。 今一度自分自身を見つめなおし、 地域づくりに貢献したい」 「今わが社は家業から企業への脱皮を迫られている。 後継者としての自覚を高めたい」 「わが社では毎年この同友会大学へ参加している。 卒業した店長から 『おもしろいよ』 と聞き、 社長から 『興味あるか?』 と尋ねられたとき、 迷わず 『あります。 参加させてください』 と答えた。 企業のなかで自分がどうあるべきかを掴みたいと思う」 「わが社は社長含め役員全員が卒業しているが、 今回受講するわれわれ部次長と会議を開くとなかなか意見が噛み合わないことがある。 今回の受講でそれを改善したい」。
  ──自らの生き方を問いなおし、 全社的な共通認識を深め、 地域の未来を創る学び舎 「同友会大学」 が今年も始まっています。



■第9期同友会大学開校する

 

■役員研修会が行われる

■宮城野地区7月例会

 

■中同協発行書籍紹介
■女性部“語り部”例会   ■活き生き企業訪問記
■経営研究集会   ■2007 秋の合同企業説明会 参加企業募集