登米市迫町で先祖代々受け継がれてきた佐藤荒物店(家庭用品雑貨の小売・卸)の後継者として生まれ育った佐藤社長。大学を卒業後会社に入り清掃用品の販売をしていましたが、その頃から大型店の進出により経営が苦しい日々が続いていました。そんな中、お客様にワックスの説明をしていた時、「だったら実際に塗ってみてくれ!」という一言で、自分で作業を始めたのがクリーンシステム(有)の原点です。
最初の頃は単純に、どうしたら綺麗にできるかということだけを考えて仕事をしており、仕事内容もきつく社員も定着しませんでした。しだいに社員数も増えていきましたが、相変わらずのトップダウン、社員との信頼関係もなく社内はバラバラの状態でした。そんな中で奥さんから、「このままでは大変なことになる。社員がかわいそう。」「社長にいくら話しても分からない。利害関係のない人からの言葉でないと、もう言うことを聞いてくれない。」という熱い思いがきっかけで「第19期経営指針を創る会」(以下「創る会」)を受講しました。
〔以下が11月26日(水)登米で行われた、「同友会を知る会」での報告の骨子です。〕 |