No.202(2008年5月号)

どうゆう みやぎ

宮城県中小企業家同友会
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【同友会3つの目的】
●よい会社をつくろう。
●よい経営者になろう。
●よい経営環境をつくろう。
発行日/毎月1日発行

〜 登米地域で「同友会を知る会」 を開催 〜

同友会 14 番目となる登米地区設立に向けて

 昨年度、 一年間を通して33名の会員増強を達成することが出来た栗原登米地区ですが、 地区内における栗原市と登米市の事業所数を比較してみると、 栗原市が826社、 登米市が1040社と登米市の事業所数がやや多くなっています。 しかし同友会内においては登米地区の会員数は68名中15名となっており、 登米地域での会員の増強が要望されていました。 そこで、 栗原登米地区の運営委員会において、 登米地域において継続的に 「同友会を知る会」 を開催して登米地域活動のより一層の充実を図っていこうと決定しました。
  第一回目の 「同友会を知る会 (以下 「知る会」)」 は2月8日 (金)、 (有)パレット 社長・高橋寛氏を報告者に迎え、 ホテルサンシャイン佐沼にて開催しました。 登米地区の経営者・幹部社員29名、 栗原登米地区の会員・役員および仙台から駆けつけた会員30名の合計59名が参加しました。 高橋氏は一昨年の同友会との出会いから、 「経営指針を創る会」 に参加して、 これまでの社員とのかかわり、 どのようにして強固な企業体質の改善を図ってきたかなど、 具体的な体験や実践をし、 経営者の役割や経営理念の大切さなどを語りました。 (株)佐元工務店社長・佐藤元一代表理事も 「同友会理念と目的について」 と題して報告、 「よい会社をつくることは、 豊かな地域づくりにつながります。 いっしょに同友会で学び、 この登米地区を元気にしていきましょう」 と呼びかけました。 その後、 参加者により、 2人の報告の感想、 意見交換がなされ、 会の最後には栗原登米地区で同友会とともに元気な地域づくりに取り組んでいる、 仙北信用組合の若林洋一理事長が 「地域全体を活性化させ、 過疎化に歯止めをかけるためにも、 同友会に入会し、 元気な企業づくりに取り組んでください」 と挨拶。 今回の大きな目標でもある 「地域の活性化」 を図るためには、 継続的な活動が重要です。
  第二回目は3月17日 (月)、 天保時代から畳仕上げ業を営んできた(有)只見工業所 常務・只見直美氏を報告者に迎えました。 只見常務は、 急速に進む畳離れや公共事業が激減し、 会社の方向性がまったく見えない中で同友会と出会い、 「経営指針を創る会」 に参加し、 家族・従業員と一体になったその後の取り組みや、 その学びを活かした新たな経営形態づくりに挑戦していることなどを報告しました。
  「知る会」 の開催により、 これまで登米地域において5名の新たな仲間が入会しました。 また、 入会と同時に2名の方が、 3月から始まった 「第19回経営指針を創る会」 を受講しています。 4月14日 (月) には、 6年前に法人設立とともに同友会に入会、 経営指針の実践に取り組んでいる農業組合法人水鳥代表理事・伊藤康秀を報告者に第三回目の 「知る会」 の開催し、 登米地区設立に一歩ずつ近づいています。

今月の内容

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