No.202(2008年5月号)

どうゆう みやぎ

宮城県中小企業家同友会
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発行日/毎月1日発行

新入社員“共育”研修会 新入社員の感想文

「ひとつの大事」 〜仕事をするうえで大切にしたいこと〜

  新入社員の皆さんが書いたレポートを抜粋して紹介します。 誌面の関係上、 全員の分をご紹介できないのが残念ですが、 新入社員が感じたことや心の中に表れた変化、 勇気をふりしぼった姿が見られます。

「自分の中にさまざまな自分がいた」

(株)日東イシダ 塚邉秀崇

先輩社員からの激励

  研修を終えてみて、 思っていたより人と向き合えていなかった自分、 思っていたより力がなかった自分、 まともな意見が言えなかった自分、 自分のさまざまなところに気づかされました。 グループの中で一番感じたことは仲間の大切さや、 仕事を楽しむにはどうしたらいいかということでした。
  ブロックゲームで、 目的に向かって作業を進めるうえで、 自分個人では限られた時間での (課題の) 完成は無理だったし、 作り終えた後の達成感も仲間と一緒だったから何倍にも味わえたし、 それが仕事につながっていくということも実感しました。
  また、 仕事を楽しむということも人との関わりを大切にし、 全力で取り組む、 自分のためではなくお客様や仲間、 家族、 みんなに感謝しみんなのためにという気持ちでこれからは取り組んでいきたいと思います。

「幸せを得る過程にはいろいろな経験が必要」

(有)大原飲食 大内利文

 今回の研修で一番大きかったのは、 仕事って何のためにするのかを考えたときです。 それはお金のためであったり、 自分を成長させるためであったり、 相手のためであったり、 いろいろな意見が出て、 さらに幸せって何かを考えたときに私は仕事を任せられることやその仕事をするだけで幸せであり、 今まで思っていた 「怒られる」 「失敗する」 というカベ (経験) も幸せにつながっていることが分かりました。
  そして私にとっての一つの大事とは、 相手の立場になり考えることがとても大事なことだと思いました。

「自分の中のみんな、 みんなの中の自分」

(株)小川建設 橋洋介

  私にとっての一つの大事とは、 常に成長することです。 今回の研修では、 自分が成長していくのは、 自分ひとりで何もかもできるわけではないので、 チーム・会社の仲間やお客様がいてくれるからであることを学びました。 支えてくれる仲間、 いろいろ面倒を見ていただいている上司、 自分たちのサービスを買ってお金を払ってくださるお客様がいてこそ、 私たちはいろいろ気づき、 感じ、 考え、 実践していけるのだと思います。
  そうした周囲への感謝の気持ちを忘れず、 さらに与えてもらうだけでなく、 自分も何か与えられる存在になれるような働き方をしていきたいと思います。 今は自分の変化に気づかなくとも、 10年後くらいには今の自分と比べたときに成長に気づくかもしれません。 そのためにも目標設定、 周りを見る眼、 感謝の気持ちをもって仕事に励んでいきたいと思います。

「自分が選んだことに責任を持つ」

(株)国本 松浦正人

マナー研修

  この2日間の研修で一番大事だと思ったのは、 一人ひとりがやるべきことをしっかりやるということです。 何をするにも責任をもって行わなければ自分がミスをした途端にあきらめてしまうのではないかと思います。 更にそこから同じ職場の仲間たちからの信頼を失い、 職場にいづらくなる環境を自分で作り出してしまうと思います。
  つまり、 自分の行動の一つ一つに責任をもたなければ、 自分の首を絞めることになってしまうと思います。 なので、 これから仕事をするにあたって、 仕事の中の行動一つ一つに責任を持ち、 先輩たちの信頼を得られるように、 職場で働きたいと思いました。

「自分から働きかける」

(有)パレット 尾形葉月

  最初、 討論をしたグループの中には知っている人が誰もいなくて初対面の人ばかりで緊張しました。 何をするのか分からず不安でいっぱいでした。 2日間も一緒に過ごせるのだろうかと思っていましたが、 ブロックゲームをしたら自然と一人ひとりが意見を言うようになりました。 暗い雰囲気だったのも消えて、 多くの意見を聞いたり話したりすることができてとても嬉しかったです。
  コミュニケーションの最初は自分から話しかけること、 しかし初対面の話しかけるのは勇気とエネルギーが必要でした。 少しずつでも自分から話しかけるように日ごろから努力していきたいと思います。 そして相手に対する感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思います。 2日間、 疲れたけれども今まで分からなかったことをたくさん聞けたり体験できて良かったです。

今月の内容

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