No.202(2008年5月号)

どうゆう みやぎ

宮城県中小企業家同友会
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【同友会3つの目的】
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発行日/毎月1日発行

“共育”研修会 〜自分で考えて解を出す人になる〜

 合同入社式終了後、 会場を仙台市太白区秋保のホテルクレセントに移し一泊二日の共育研修会が行われました。 今年の共育研修会のテーマは 「自分で考えて自分で解を出す」。
  新入社員“共育”研修会は、 新入社員だけでなく社長も幹部社員も共に学ぶ場でもあります。 だからこそ社長・幹部社員も一緒に参加しようと呼びかけ、 27社77名の新入社員と31名の助言者 (経営者・幹部社員・先輩社員) が参加しました。
  “共育”研修会は4つの講義 @コミュニケーションゲーム (仕事を体感するゲーム) ・A先輩社員の体験報告・Bマナー研修・C総括講義と、 全3回のグループ討論で構成しました。 すべて会員の手作りによるものです。

先輩社員の体験報告
(有)ひだまり介護
二階堂真弓さん

  一日目は、 仕事を体感するコミュニケーションゲームでスタート。 お客様からの注文と見立てた課題を達成するためには仲間の連携が鍵となる講義です。 この研修会で初めて顔を合わせる新入社員同士ですが、 それぞれのグループでなんとか課題を作り上げようと協力し合う姿が見られました。
  引き続き行われた先輩社員の体験報告では(有)ひだまり介護 二階堂真弓さん (入社3年目) が報告に立ち、 仕事や職場を通して自分が変化した姿を語りました (報告内容を6ページに掲載)。

統括講義
(株)伸電
会長 原田誠氏

  二日目にはマナー研修・総括講義と全ての講義を通して、 新入社員と助言者がお互いに自分の意見を話し、 聞き、 かかわり合い、 まさに“共に育つ”場となりました。 助言者からも 「(自分は) 教えてあげる立場だと思って臨んだら、 結果的に自分が教えられ学ぶことが多かった」、 「表面だけでは人は解らない。 話してみると一人ひとりがさまざまなことを考えており、 その一つ一つを聞いてあげることが大切だと思った」、 「課題や討論に参加させながらの関わりは社内での社員の出番をつくることと似ている。 相手の力をもっと引き出せるようになりたい」 などの声も聞かれました。
  自分の人生の解は自分で出す。 新入社員のみなさんが仕事を通してそれを獲得していくことを期待し、 9月に行われる新入社員フォローアップ研修会で半年後、 お互いにより成長した姿で再会することを約束して"共育"研修会を終了しました。

今月の内容

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