No.191(2007年6月号)

どうゆう みやぎ

宮城県中小企業家同友会
〒981−3133 仙台市泉区泉中央2−11−1 リバースビル302
TEL (022)218-2571  FAX(022)218-2575
E-mail miyagi@m-doyu.gr.jp
【同友会3つの目的】
●よい会社をつくろう。
●よい経営者になろう。
●よい経営環境をつくろう。
発行日/毎月1日発行

宮城全研 実行委員会だより 第2回

スケールと中身の濃さが魅力の全国行事
2008年3月6〜7日、 第38回・中小企業問題全国研究集会
in 宮城に向けて

【同友会の全国行事とは?】

 元気のよい中小企業は、 個性豊かで必ず得意技を持っています。 しかし、 中小企業一社の経営資源は限られており、 時代変化を先取りし、 一歩抜きん出た会社にしていくためには絶えず外部資源を自社に取り入れ、 足りない部分をネットワークで補っていかなければなりません。
 同友会の強みは日本最大の異業種交流・研鑽組織であり、 課題の発信さえ適切であれば、 相互に打てば響く関係が作れることでしょう。 同友会は全国47都道府県にあり、 全国の同友会を結びつけている組織が中小企業家同友会全国協議会 (中同協) です。 中同協が行う全国大会は、 志を同じくする全国の仲間との交流を通して、 一同友会ではなし得ない大きなスケールと広い視野から学ぶことができます。 全国の会員とネットワークを構築することにもなります。
 中同協が主催して毎年行う全国行事には下記の 「三大行事」 と呼ばれるものがあり、 いずれも700〜1500名の規模で2日間にわたって行われます。

●定時総会
 1年間の活動の総括を行い、 各地の活動から教訓を引き出し、 新年度の活動方針、 財政方針、 新役員を決める中同協の最高決議機関です。 活動方針と経営問題とを切り離すことなく学び合うのが特色で、 毎年7月に開催しています。
●中小企業問題全国研究集会
 各地同友会における経営の研究と実践を発表、 交流し、 会外の専門家や研究者の協力も得ながら同友会理念に基づく経営のあり方、 方針・戦略・戦術を学び合います。 毎年2月から3月に開催しています。
●青年経営者全国交流会
 企業と同友会運動の後継者養成を目的とし、 次代を担う青年経営者が同友会運動の中で育った先輩経営者と共に学ぶ場。 若手の経営者が運営の中心となり、 年齢に関わらず 「青年の志」 を持って集うのが特色です。 毎年9月に開催しています。

 この他に、 部会ごとの 「女性経営者全国交流会」 「障害者問題交流会」 「地球環境問題交流会」 などがあります。 どの全国行事も【共に学ぶ】ことを基本にしているのが特徴です。

【2008年に宮城で開催するにあたって】

 自分の体験や考え方を腹蔵なく出し合う、 仲間の体験を自分に置きかえて聴く。 周りの意見を受けながら自分自身を見つめ直していく。 仲間の知恵に学ぶ。 共通テーマを討論する中で認識を深め・展望をつかみ・勇気と確信を持つ。 実践への意欲をわき立たせる。 ―― 「学ぶ」 ことは誰にとっても必要なことですが、 同友会はこの 「学びあう」 ことが特色です。 「同友会で学び → 自社で実践し → 結果を出して → その成果を同友会に還元する」 という同友会運動の発展サイクルは、 自分自身の成長サイクルでもあります。 「企業経営と同友会運動は車の両輪である」 とは、 両者がバランスよく調和して進むことを意味しています。
 21世紀に入って、 今までに誰も経験したことのない課題が、 経営にも同友会運動にも押し寄せてきています。 こういう時こそ原点に立ち返り 「何のために・だれのために・何をめざすのか」 を確認しあい、 知恵を出し合い、 実践し、 育ち合いながら歩んでいきたいところです。
 全国大会は、 この学びが県を超えて行われます。 「同友会会員であることのメリットを最大限に享受するなら、 自らが積極的に参加するのが一番」、 まだ全国行事の楽しさを体験したことがない方は、 宮城で行われる前に7月の香川総会に参加してみることをお勧めします。 (香川総会の詳細はこちら;http://www.kagawa-doyukai.com/

今月の内容

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