【同友会の全国行事とは?】
元気のよい中小企業は、 個性豊かで必ず得意技を持っています。 しかし、 中小企業一社の経営資源は限られており、 時代変化を先取りし、 一歩抜きん出た会社にしていくためには絶えず外部資源を自社に取り入れ、 足りない部分をネットワークで補っていかなければなりません。
同友会の強みは日本最大の異業種交流・研鑽組織であり、 課題の発信さえ適切であれば、 相互に打てば響く関係が作れることでしょう。 同友会は全国47都道府県にあり、 全国の同友会を結びつけている組織が中小企業家同友会全国協議会 (中同協) です。 中同協が行う全国大会は、 志を同じくする全国の仲間との交流を通して、 一同友会ではなし得ない大きなスケールと広い視野から学ぶことができます。 全国の会員とネットワークを構築することにもなります。
中同協が主催して毎年行う全国行事には下記の 「三大行事」 と呼ばれるものがあり、 いずれも700〜1500名の規模で2日間にわたって行われます。
●定時総会
1年間の活動の総括を行い、 各地の活動から教訓を引き出し、 新年度の活動方針、 財政方針、 新役員を決める中同協の最高決議機関です。 活動方針と経営問題とを切り離すことなく学び合うのが特色で、 毎年7月に開催しています。
●中小企業問題全国研究集会
各地同友会における経営の研究と実践を発表、 交流し、 会外の専門家や研究者の協力も得ながら同友会理念に基づく経営のあり方、 方針・戦略・戦術を学び合います。 毎年2月から3月に開催しています。
●青年経営者全国交流会
企業と同友会運動の後継者養成を目的とし、 次代を担う青年経営者が同友会運動の中で育った先輩経営者と共に学ぶ場。 若手の経営者が運営の中心となり、 年齢に関わらず 「青年の志」 を持って集うのが特色です。 毎年9月に開催しています。
この他に、 部会ごとの 「女性経営者全国交流会」 「障害者問題交流会」 「地球環境問題交流会」 などがあります。 どの全国行事も【共に学ぶ】ことを基本にしているのが特徴です。
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