No.192(2007年7月号)

どうゆう みやぎ

宮城県中小企業家同友会
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【同友会3つの目的】
●よい会社をつくろう。
●よい経営者になろう。
●よい経営環境をつくろう。
発行日/毎月1日発行

仙台支部総会 「人を生かす経営」 から学ぶ
〜 社員がほんとうに心から求めているものは何か? 〜

 5月29日 (火) 午後1時から仙台支部の各地区総会、 1時30分から仙台支部総会、 続いて2時から記念例会が104名の参加で開かれました。 今年度から4月に行われた県総会の方針を受けて支部、 地区総会を行うことになり、 各地区支部とも何度も役員会で討議を重ねた@例会の改善、 Aお茶のみ訪問活動の推進、 B 「第38回宮城全研」 の成功などの方針が決議されました。
 記念例会は中同協顧問の田山謙堂氏を迎え、 「みずみずしい生命力を放つ 『人を生かす経営』 から学ぶ」 として、 グループ討論も交えて3時間半の例会を行いました。 田山顧問は同友会の歴史について、 「同友会の運動にはお手本がない。 自分達で考え、 話しあって創造的につくるものであり、 各県から生まれた優れた実践が全国の教訓として生かされてきました。 北海道同友会の 『知りあい、 学びあい、 援けあい、 激動を良き友とする経営者になりましょう』 京都同友会の 『心から話し合える中小企業家の会をつくろう』 などは、 全国の運動に生かされています。」 と50年にわたる運動の特長を語りました。 更に、 自らの経営者としての体験を交えて、 「社員が本当に心から求めているものは何か、 を真剣に悩み、 考えました。 その結果、 私は 『やりがいのある会社であって欲しい』 という社員の願いをつかむことができたのだと思います。」 と語り、 「労使の信頼関係をつくることこそ経営の根本」 であると訴えました。 初めて同友会の歴史を聞いたという後継者の方は、 「何度か読んだ 『人を生かす経営』 の 『経営者の責任』 ということが今日の話で分かりました。 先輩たちの汗で築かれたものなのですね。」 と語っておりました。 (※仙台支部記念例会要旨は次号で報告します)

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