No.190(2007年5月号)

どうゆう みやぎ

宮城県中小企業家同友会
〒981−3133 仙台市泉区泉中央2−11−1 リバースビル302
TEL (022)218-2571  FAX(022)218-2575
E-mail miyagi@m-doyu.gr.jp
【同友会3つの目的】
●よい会社をつくろう。
●よい経営者になろう。
●よい経営環境をつくろう。
発行日/毎月1日発行

“共育”研修会 〜全身全霊のかかわり合いが変化を起こす

 合同入社式終了後、 会場を仙台市太白区秋保のホテルクレセントに移し一泊二日で共育研修会が行われました。 共育研修会のテーマは 「自分の原点をつくろう」 そして 「半年後、 一年後の目標をつくろう」。
 新入社員“共育”研修会は、 新入社員だけでなく社長も幹部社員も共に学ぶ場でもあります。 だからこそ社長・幹部社員も一緒に参加しようと呼びかけ、 37社112名の新入社員と49名の助言者 (経営者・幹部社員・先輩社員) が参加しました。
 “共育”研修会は4つのレクチャー【コミュニケーションゲーム (仕事を体感するゲーム) 】【先輩社員の体験報告】【マナー研修】【総括講義】と3回のグループ討論で構成しました。 すべて会員の手作りによるものです。

(株)八木澤商店
鈴木里沙さん

 一日目は、 仕事を体感する【コミュニケーションゲーム】でスタート。 課題 (お客様からの注文と見立てたもの) を達成するにはチームワークが鍵となるレクチャーです。 この研修会で初めて顔を合わせる新入社員同士が、 それぞれのグループで試行錯誤しながらチームで連携をとり、 なんとか課題を作り上げようと努力する姿が見られました。
 引き続き行われた【先輩社員の体験報告】には(株)八木澤商店 鈴木里沙さん (入社2年目) が立ち、 仕事や職場を通して自分が変化した姿を語りました 。

 二日目には【マナー研修】【総括講義】と全ての講義を通して、 新入社員と助言者がお互いに自分の意見を話し、 聞き、 かかわり合い、 まさに“共に育つ”場となりました。
 新入社員の皆さんが書いたレポートを抜粋して紹介します 。 誌面の関係上、 全員分をご紹介できないのが残念ですが、 新入社員に少しずつ起こる変化や、 勇気をふりしぼる姿が見られるたびに、 助言者が 「自分がむしろ学んだ」、 「こちらが全身全霊で接して初めて相手が心を開いてくれた」 という感動の声も聞かれました。
 9月には新入社員フォローアップ研修会があります。 半年後、 お互いにより成長した姿で再会することを約束して、 “共育”研修会を終了しました。

総括講義
社員共育委員長
五十嵐弘人氏

今月の内容

バックナンバー一覧に戻る