No.195(2007年10月号)

どうゆう みやぎ

宮城県中小企業家同友会
〒981−3133 仙台市泉区泉中央2−11−1 リバースビル302
TEL (022)218-2571  FAX(022)218-2575
E-mail miyagi@m-doyu.gr.jp
【同友会3つの目的】
●よい会社をつくろう。
●よい経営者になろう。
●よい経営環境をつくろう。
発行日/毎月1日発行

 

経営研究集会2007 (10/17) 開催迫る!

 いよいよ 「経営研究集会2007 (10/17)」 まで1ヶ月をきりました。 年明けに行われる 「中小企業問題全国研究集会 in 宮城 (2008/3/6〜7)」 を前に、 各支部・地区が一丸となって準備をすすめています。
 各分科会の報告には、 皆様の日々の経営に役立つヒントが凝縮されています!各分科会の見どころ・聴きどころをご紹介します。 参加申込の最終期限は10/10となっております。 まだお申込みがお済みでない方は、 お早めにご連絡いただけますようお願い致します。

第1分科会  企業と地域を結ぶ

テーマ 「なぜ、 同友会が企業と地域を結びつけて、 中小企業憲章を唱えるのか…」
〜 企業と地域を結び、 幸せの見える社会を目指して〜

報告者 (株)佐元工務店 代表取締役 佐藤元一氏

 佐元工務店として会社全体が共有できる一つの方向性を、 しっかりみんなでつくっていかなければならないことに気づき、 今それを実践しています。 地域密着の方針を掲げ、 徹底した現場きれい、 挨拶、 スピード対応、 会社の情報誌の配布、 お客様感謝祭などでお得意様づくりに取り組みます。 『快適生活環境創造企業』 として地域になくてはならない会社をめざす社員の意識や仕事への変化が起こってきました。 もう一度自社における、 わが社になくてはならないものについて考えましょう。

こんなことが聴きたい方にお勧めです
 @経営者の責任について知りたい
 A中小企業の現状を知り、 これからの時代に必要とされる会社にしたい
 B顧客満足について常日頃考えている
 C中小企業が誇れる社会づくりをしたい

第2分科会  厳しい経営環境の中でこそ生きる経営理念

テーマ 「社員と共に歩む経営指針の実践で企業革新」

■パネラー                       
(有)ほのぼの介護   社長 澤田修次氏
(株)ティーティーシー 社長 阿部明雄氏
東北黒沢建設工業(株) 社長 佐藤正之氏

 第2分科会は@経営者の姿勢・責任、 A事業の方向性、 B社員との信頼関係、 の3点からテーマを深めていきます。 三氏の取り組みで共通することは、 厳しい経営環境の中であっても経営理念が脈々と息づいていることです。 業界は法制度の改正、 価格競争の激化、 人材流出、 など益々厳しくなる中、 事業の方向性を明確にし、 社員との信頼関係で突破すべく成文化以降、 悩みながらも実践し続ける三氏の真剣な取り組みは我々に勇気を与えてくれます。

こんなことが聴きたい方にお勧めです
 @経営者としての想いがなかなか社員に伝わらない。
 A社員に仕事を任せるが中途半端になっている。 どこまで任せたらよいか悩んでいる。
 B事業の方向性がなかなか見えない。
 C経営指針の成文化を考えている。
 D経営指針を成文化したが、 会社の中で最大限活きていない。

第3分科会  本業を深めながら新しい仕事と市場をつくる

テーマ 「時代の変化に対応した新しい仕事づくりと経営戦略」

■パネラー                       
イシイ(株) 社長 石井吉雄氏
(株)三森コーポレーション 社長 守屋毅亨氏

 石井氏の仕事は染物がなくなっていく中で、 ユニフォームの製造販売から始まります。 ものづくりから始まり、 小売業 (ダブルストーン) を営み、 衣類や空気の洗浄へと広がっていきます。 守屋氏は車のリサイクルパーツの全国組織を同業者の中心になってつくりあげます。 「業界をつくる」 と守屋氏は表現しています。 共通するのは、 掲げた夢を実現する予見力と強靭な意志力です。

こんなことが聴きたい方にお勧めです
 @新しい仕事に挑戦したい。 新業態開発のアイデア、 考え方を知りたい。
 A時代変化、 社会やお客様の変化にどう対応したら良いか、 悩んでいる。
 B夢、 構想はあるが、 実現するためには何が必要なのか、 その原動力と方法を知りたい。
 C新しい仕事をつくり軌道に乗せる 「仕組みづくり」 はどうすれば出来るのか?
 D以上を成し遂げるために経営者に求められる資質とは?

第4分科会  魅力があふれている。 そんな幹部社員になる。 育てる。

テーマ 「幹部社員がわが社を語る」 〜もう一人の経営者〜

■報告者                                       
(株)オプス  取締役統括部長 設楽幸広氏
マルチプライ(株)  取締役総務部長 佐々木順哉氏
(株)メガネセンター(弐萬圓堂) ゼネラルマネージャー 阿部秀樹氏

 業種も入社のきっかけもさまざまですが、 報告者三氏とも幹部社員として各社の将来を担うという立場で共通しています。 会社のビジョンや目標に向かって、 リスクと戦いながら、 部下をまとめる立場にある幹部社員の皆さん。 社長に代わって業務を行うこともある以上、 会社の理念やビジョンを社長の次に誰よりも理解する努力をされています。 夢を、 ビジョンや目標にして長期的に・短期的に現場で形にする。 葛藤しながらも、 それを社長と二人三脚で積み重ねてきた報告です。

こんなことが聴きたい方にお勧めです
【経営者の方へ】
 @わが社には幹部はいないと感じているが、 諦めずに幹部育成をしたい。
 A幹部になりうる人を社内で育てたいと思っている。 社内管理は社長一人の手に委ねられており、 もっといい改善方法はないかと探している。
【幹部社員の方へ】
 B幹部社員に求められる“総合力”とは、 具体的に言うとどんなことなのか知りたい。
 C環境やニーズに適応し、 会社を変える力を身につけ、 成果をあげられる幹部になりたいと考えている。

第5分科会  人と地域を生かした仕事づくり・店づくり

テーマ 「人と地域と夢をつなぐ店づくりを信条に」

報告者  (有)ゑびす 社長 佐藤勝郎氏

 7月の気仙沼本吉支部例会で、 佐藤氏に報告をいただきました (本号 p5〜7に報告要旨を掲載)。 当日例会に参加した皆さんは、 「全国から同業者が学びに来るなんて、 本当にすごいことだよね」 と驚くとともに、 佐藤氏の報告から 「自社の“夢”」 を思い描き、 新たな一歩を踏み出す勇気をいただきました。 今回の分科会ではさらに進化し続ける同社の取組みを報告いただきます。

こんなことが聴きたい方にお勧めです
 @人・地域を生かした店づくりとは?
 A自社のビジョンを描くには?

第6分科会  地域の資源を通じた社会貢献

テーマ 「一粒の種子に人類生存の願いをこめて !!」

報告者 (株)渡辺採種場 社長 渡邉頴悦氏

 育種業は、 新品種の開発に通常で12〜13年、 長いものでは20年以上もかかる根気の必要な事業です。 渡辺氏は育種を通して社会に貢献したい、 育種による社会奉仕ということを社是とし、 良い品種を世に送り出そう、 ということに集中して日々研究、 開発、 生産、 普及に積極的に取り組んでいます。
 「松島交配」を初めとする数多くの実績も残しており、 地域発展にも日々尽力しています。 夢とロマンを掲げて未来への仕事づくりに取り組む姿勢から学びましょう。

こんなことが聴きたい方にお勧めです
 @事業の方向性が見えないという方。
 A自社のビジョンを描きたいという方。
 B地域のを生かした取り組みを深めたい方。
 C事業を通して社会へのお役立ちを真剣に考えておられる方。

今月の内容

バックナンバー一覧に戻る