【私の半年間成長計画】
〜 新入社員フォローアップ研修会のレポート 〜

 グループ討論では先輩社員の助言をもらいながら、 新入社員の皆さんは自分で考え、 またお互いに悩みを大いに語り合っていました。 「みんな、 この半年間ずっと悩んでいたんだなぁ」、 「普段の生活で働くとか、 生きるとかの意味を考えたことがないから、 最初は面倒くさいと思った。 でも、 だんだん面白くなってきた」。 日頃の仕事と、 「なぜ人は (自分は) 働くのか」 「働くことと自分の人生はどう関係しているか」 を深く考える。 この2つを結び付けて自分も成長しようとした新入社員のレポートと助言者の感想をご紹介します。
    

「先輩や上司が目標」  

小野リース(株) 鈴木 太基
  自分が尊敬できる先輩や上司の姿を目標として後輩に頼りにされる自分になりたいです。
私の一年先輩は、 上司のサポートが確かにあるものの、 機械の知識もあり、 客先も多く持ち、 事務処理もしっかり行うという非常にしっかりとした方です。 私自身もこの先輩にいろいろなことを教えていただいています。 また、 私の直属の上司は、 知識もさることながら人脈、 能力もあり、 面倒見もよい方です。 また計画をしっかりと立てて行う方もいます。 この方々を目標として、 知識をしっかりと教えられる先輩になろうと思います。

「将来のために必要な“今”」

(有)ほのぼの介護 大内 一枝
  (研修の) 課題にあった“何のために働いているのか”という討論の中に、 自分のため、 夢のためという話があり自分もそうだと思いますが、 一番はお客様の力になるため、 お客様から笑顔をもらうためなのではないかと思いました。 私の仕事はお客様の反応を肌で感じることができる分、 それを自分の力に変えることができる業種であると、 他業種の方の話を聞いて思いました。
  あと半年で丸一年を迎えることになりますが、 今は将来への下積みの時間だと思います。 お客様と本当のお付き合いができるように、 信頼される人になりたいです。 そして常に夢を持って新しいことに挑戦し、 発信していけるよう、 日々を無駄にしないように働いていきたいです。 そして一日も早く私と動物とお客様が結びつくよう勉強したいです。

「新しい社風をつくる一人として」

 (株)あさひ鮨 音羽 宣行
  これから半年のうちにどれだけの仕事を覚えられるか分かりません。 しかし今からやるべきことだけは分かっています。 ホールのこと、 笹切りのことやシャリのことなどです。 これらの仕事をいつ頃やることになるかは分かりませんが、 大切なのは、 今任されているホールの仕事を真剣にやることだと思います。
  私たち一年目は、 (会社の) 育て方が変わった年に入社しましたので、 会社全体がまだギコチナイ感じの中で仕事をしていますが、 ホールの仕事を真剣にすることで、 これからのあさひ鮨が今までとは違うものになると信じています。 半年後、 入っているであろう後輩には“今までとは違う真のあさひ鮨”の一員として迎えられるようになりたいと思います。

「働く⇔自分の目的を果たす」

(株)佐元工務店 安藤 健作
  入社してからの半年間は、 技術的なことはもちろん、 話し方など人に対して 「伝える」 ということの難しさ、 そして伝えるための様々な手段を学んできた気がします。
  今日の研修でもさまざまな意見を聞くことができ、 目的はみんな一緒だと思いました。 それは 「(人を) 喜ばせたい」 ということです。 先輩に対して会社に対して、 そしてお客様に対して。 目的までの手段 (業種) はみんな違いますが、 たとえ違っていても仕事の悩みのふたを開ければ、 目指すものは同じもののように感じました。 これからどんな困難がやって来るか分かりませんが、 その時こそなりたい自分になるための課題であり、 チャンスだと捉えようと思います。

「なりたい自分になるために働く」

  (有)大原飲食 郷右近祐輝
  半年後の自分がなりたい姿を、 今、 明確にして将来の自分の姿に近づくように、 毎日、 日々の仕事を考えながらしていき、 そして自分が描いた道を進んでいくためには、 必ず周りの先輩や同僚などが助けてくれていることに感謝しながら頑張っていきます。
※郷右近さんは、 「自分で描いた道」 を図で表してくれました。 掲載して紹介できないのが残念ですが、 自分なり人生設計をしっかり持っていることがうかがえるものです。

【助言者からの感想】

 (有)北流園芸 佐々木文康
  今年で2度目の参加でしたが、 今年は昨年と違い、 助言者のみのテーブルに参加させていただきました。 助言者としての参加だったのですが、 新入社員以上に多くの言葉を私がいただく結果となりました。 改めて共に育つということ、 『共育』 を実感した次第です。



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