No.198(2008年新春号)

どうゆう みやぎ

宮城県中小企業家同友会
〒981−3133 仙台市泉区泉中央2−11−1 リバースビル302
TEL (022)218-2571  FAX(022)218-2575
E-mail miyagi@m-doyu.gr.jp
【同友会3つの目的】
●よい会社をつくろう。
●よい経営者になろう。
●よい経営環境をつくろう。
発行日/毎月1日発行

「良い会社づくりと豊かな地域づくりは車の両輪」
〜 学んで会社を良くする仲間を増やそう 〜

■新春対談
【司会】
  全研実行委員長
  鍋島孝敏氏 (日東イシダ(株) 代表取締役)
【対談者】
  中小企業家同友会全国協議会 会長
  鋤柄 修氏 ((株)エステム 会長, 愛知同友会)
  代表理事佐藤元一氏 ((株)佐元工務店 代表取締役)
  組織活性化委員長
  五十嵐弘人氏 (マルチプライ(株) 代表取締役)

【司会】2008年、 いよいよ第38回・中小企業問題全国研究集会 (略称・全研) を開催する年を迎えました。 宮城同友会では全研を迎えるにあたり 「良い会社づくりと豊かな地域づくりは車の両輪」 をテーマとして活動を進めており、 全研もこのテーマを踏まえた全18分科会を設営します。 宮城にとっても地元で全国の同友と交流できるこの機会を、 自社の経営と宮城同友会に生かしてさらに前進していきたいところです。 鋤柄会長から、 宮城全研に向けて一言お願いいたします。
【鋤柄】全研は三大全国行事の一つで、 各地の同友会に設営を担当していただき、 中小企業が抱える問題や中小企業を取り巻く地域の困難な事情を考え、 解決に導く研究会です。 2006年の秋田同友会設立で東北6県に同友会が広がっていますし、 東北の同友会の連帯を深める良い機会ともなるでしょう。 開催担当の宮城同友会には、 全研を飛躍する良い機会としていただきたいですね。 一つは会勢をのばす機会。 もう一つは実行委員長や副実行委員長を初めとしてリーダーづくりができる機会。 特に、 分科会で展開されるグループ討論のグループ長は全国の同友の意見や評価を取り入れてリードする役目です。 宮城同友会から多数の方を輩出していただきたいと思います。
 開催にあたってのお世話役は大変だと思いますが、 その分、 たくさんの学びを掴み取っていただきたいですね。 私も入会してすぐに愛知で行われた全国行事で預かった役目を、 今でも鮮明に覚えていますよ。 見学分科会の記録兼バスの案内役で、 見学先は愛知同友会設立メンバーである菊水化学工業さんの工場でした。 お世話役をしながら、 工場を作る責任者は32歳の男性社員だったという話を聞いて 「30歳くらいの社員にこういう大きな仕事を任せられるような会社を作りたいな」 と思って、 会社で30歳過ぎの社員に大きな仕事を任せてみることも実践しました。 全国規模の行事でもらえるヒントはたくさんありますし、 特に全研では中小企業に関わる問題に直接触れられます。 それを実践して、 2009年の全研開催地である熊本で 「宮城全研でもらったヒントを実践したら、 会社がこう変わった」 という会話が交わされてほしいですね。 (新春対談につづく

今月の内容

バックナンバー一覧に戻る