No.198(2008年新春号)

どうゆう みやぎ

宮城県中小企業家同友会
〒981−3133 仙台市泉区泉中央2−11−1 リバースビル302
TEL (022)218-2571  FAX(022)218-2575
E-mail miyagi@m-doyu.gr.jp
【同友会3つの目的】
●よい会社をつくろう。
●よい経営者になろう。
●よい経営環境をつくろう。
発行日/毎月1日発行

皆さんの力を実行委員会に貸して下さい
〜 いよいよ 「第38回全研」 開催の年、 本格準備はじまります 〜

 新春対談でも話されていたように、 2008年3月6日〜7日、 宮城県中小企業家同友会が開催県となり、 「第38回中小企業問題全国研究集会 (以下、 全研)」 が仙台で開かれます。 毎年真冬に催されるこの研究集会は、 全国三大行事の中で経営問題を中心に最も学べる集会です。 全国から1,300名の仲間を迎えて催されるこの会は、 一同友会ではできない大きなスケールと広い視野から学ぶことができることが特徴です。 「全研」 は、 赤石義博前会長の 「地域力経営とは」 の基調講演が全体のテーマを示し、 今回の東北宮城開催のトーンをつくりだします。 続く2日間にわたる18の分科会は、 各業界の経営戦略、 経営指針や社員共育、 労使見解、 地域づくり、 中小企業憲章、 見学分科会など経営と経営を取りまくあらゆる問題にわたって多彩に繰り広げられます。
 2日目の最後は、 唐桑半島で牡蠣の養殖を営む 「牡蠣の森を守る会」 代表の畠山重篤氏による記念講演です。 「森は海の恋人」 ――自然と人間の営みとの共生を謳った象徴的な題名が示す通り、 地球環境を守ることは地域と共に生きる私たちにとって避けられない課題です。
 これらを通して、 新しい持続可能な経済社会のあり方を探り、 学ぶ機会としたいと願っています。
 開催県の役割は、 2日間の設営、 運営をスムーズに行うことが第一です。 実行委員会を組んで一年半にわたり準備をすすめて参りましたが、 いよいよ宮城同友会の真価を発揮するときです。 宮城に来て良かった、 心のこもったもてなしであった、 参加して良かったと言われる催しにしたいものです。
 第二に、 分科会では優れた報告者から徹底して学ぶことができます。 また、 宮城同友会が支部地区例会で積み上げてきたグループ討論に磨きをかけ、 全国から参加する優れた経営者と共に学べるチャンスでもあります。 切磋琢磨しあい、 楽しく、 活発なグループ討論を行い、 これからの活動に生かしましょう。
 中央と地方の格差、 大企業と中小企業間の格差など、 暮らし全般に格差と不安な社会が広がっています。 今回の第三の特徴は、 中小企業が地域を支え、 地域と共に歩む元気なまち、 むら、 島などの地域おこし実践事例から学ぶことができます。 それぞれの地域の歴史や文化、 特徴を掘り起こしたユニークで創意あふれる事例は私たちに大きな励ましと勇気と知恵を与えてくれるでしょう。
 実行委員会では分科会、 全体会 (基調講演、 記念講演)、 歓迎、 分科会案内、 懇親会、 懇親旅行、 物産展などのセクション毎に2つ以上の支部地区が担当して準備をすすめます (組織図参照)。 これらの仕事を400人の会員の皆さんの手ですすめようとしております。 会員の皆さんの力を少しずつ貸して下さい。 実行委員会からお願いが参りましたら、 是非、 ご協力いただけますようお願い致します。
 宮城のよさ、 温かさを全国の仲間に伝えましょう。

今月の内容

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