私は 「第18期経営指針を創る会」 (以下、 「創る会」) を卒業し、 指針を現実にできるように取り組んでいるところです。 第一段階の取り組みは指針の発表会の開催。 第二段階は、 何項目かのアンケートを全員に提出してもらいました。 それぞれの指針に対する思い、 意見、 会社に望むこと、 今後の取り組みへの期待を込めたもので、 大切な参考資料だと思っております。 長い間、 理念もなく付いてきてくれた社員に心から感謝し、 これからは指針書を片手に、 会社の基礎を固め、 作業環境の改善・人間性や営業力・技術力の向上を目指します。
しかし、 現実は思うように進まないもので、 売上が伸びなかったり、 病気や怪我などで人手が足りなくなったり、 予定外・計画外の問題が発生したりと悩みは尽きないもの…。 でもありがたいことに社員からは 「理念を額を入れて飾ろう」 「社内アイデア賞を募集しよう」 「青ナンバーへの取り組み完了です」 「古物商の資格を取るため書類を揃えてください」 などと逆に積極的に行動、 提案され、 着々と変化し実践されてきております。 理念がなかなかできなかった時、 「社員と共に考え、 共に創るもの」 「決して自分一人で創っても良いものはできない」 と言われていました。 今思いますと、 最初のころの理念創りから、 社員へ 「ヘルプ」 を出し、 一緒に協力をしてもらったことが、 これから共に取り組むための大切な過程だったと気づかされています。 わが社は建設機械のリース・レンタル業で、 厳しい情勢の中、 社員との進むべき方向性が共有でき、 不況対策も全員で一丸になってできると確信しております。 「創る会」 では、 充実した学びの数々、 助言者の方々から一言一言が、 かけがえのない決して忘れてはいけない大切な言葉でありました。 今、 理念を掲げ、 社員たちと心を一つにスタートラインに立てたことを心から感謝いたします。
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