これからが人生の本番 〜 合同入社式

お祝いのことば
佐藤元一代表理事
先輩社員の激励
大谷宏子さん
先輩社員の激励
追木浩仁さん
新入社員決意表明
武田広樹さん

 合同入社式では、 新入社員を代表して、 日東イシダ(株) 武田広樹さんが 「今まで私たちを支えてくれた方々への感謝を忘れず、 これからは一人の社会人として責任をもった行動をしていきます。 失敗にくじけることなく、 仲間と協力し合いながら、 プラス思考で、 大きな夢と希望をもって日々、 前に進んでいくことを誓います」 と力強く決意表明をしました。

入社式記念講演
村上力男氏

  合同入社式の記念講演は、 鰍さひ鮨 社長 村上力男氏。 「これからが人生の本番」 というテーマで講演いただきました。
  「入社した会社、 これからする仕事が本当に自分に合っているのだろうかと不安になっている人もいるのではないでしょうか。 私も、 社会に出たての頃はそうでした。 もともと、 すし職人になるきっかけになったのは“お前は手先が器用だから”という母の一言。
  7年間、 東京のすし店で修行し、 気仙沼に戻ってきたとき、 びっくりされました。 元気のよさがシンボルのすし職人に、 少年の頃はおとなしかった私がなるとは誰も思わなかったからです。 私の経験から、 皆さんにぜひお伝えしたいことをお話しします。
@頼まれごとは試されごと。
  上司や先輩は 「この人はどれだけのことをやってくれるか」 と期待を込めて仕事を頼みます。 会社を辞めるときにはいろいろな理由があるでしょうが、 根本的には人間関係が上手くいかないことがほとんどです。 ですから頼まれたらまず、 「はいっ」 と受けてみること。 そうすれば上司や先輩との人間関係も上手くいくし、 仕事も早く覚えられます。
Aコツコツと経験を積むこと。
  昔、 すし職人の修行中は給料が出なかったのです。 それはお金に替えられない経験を蓄積し、 人間として成長するというのが仕事の代償だったからです。 経験を積むことは人を輝かせます。 継続することでキラリと光る個性も生まれてくるのです。
B仕事の中からこうしたいというものを見つけること。
  目的や目標を持つと、 多少の障害も乗り越えることができます。 人間の能力は計り知れません。 それはこうしたいというものをはっきり持った時に発揮されます。 学力や学校の成績とは全く関係ない、 だからこそ自分の可能性を極めていただきたい。 可能性は努力の中から生まれます。 そして人は自分のためだけでは努力が続かない、 誰かのためを考えた
ときに努力を継続できるのです。
C返事・挨拶・後始末をきちんとすること。
  元気に返事・挨拶をすること、 きれいに後始末することはいろいろなことに波及します。 周りの人も気持ちいいし、 自分も好感を持って迎えられます。 人間関係づくりの基本です。 小さなことですけれど、 自分の周りの環境を変えられる大切な行動です。 これはあらゆる方が自信を持っていっていることです。 ぜひ実践してください。
  せっかく入った会社です。 今、 ここで覚悟を決めて、 自分の周りから気持ちよい環境づくりをし、 少しでも自分の能力を開花させて、 自分の人生を大切に生きてください。」
 最後に、 許kの一チェーン 社長 小関省吾氏が 「明日からの皆さんの仕事は、 “失敗を恐れないこと”“先輩の真似をすること”“結果を気にするより今できる努力をすること”です。 そして上司、 先輩、 同僚、 お客様からたくさん学び、 仕事を好きになってください。 その中から自分なりの目標をつくり、 自分の豊かな人生を創っていってください」 とはなむけの言葉を贈って閉会の挨拶を行い、 厳かな雰囲気の中で合同入社式は終了しました。



■これからが人生の本番 〜 合同入社式

 

■仲間とのかかわり合いが変化を生み出す 〜“共育”研修会

■社員共育塾第5講

 

■共同求人委員会主催
大学・短大・専門学校の就職部担当者と経営者の就職懇談会
■宮城県中小企業同友会
2005年下半期(7月〜12月)景気の状況に関するアンケート結果
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