私たちは、 地球と共に生きる 「地球家族」 の一員です。
しかし、 私たちが住む地球環境は、 今、 大量生産･大量消費･大量廃棄による環境破壊が深刻な問題となっています。 地球環境の破壊を食い止め、 持続可能な地域づくりへの転換をめざすことが今、 求められています。 その環境保全型･循環型社会づくりのためには、 環境負荷の少ない企業の活動や、 市民、 行政機関、 農業経営者、 研究者、 他団体との連携を進めながら協働を実践することが私たち中小企業に必要なのではないでしょうか。
人類が、 地球の生態系の中で環境や自然と共生しながら、 豊かに希望を持って 「人間らしく生き･暮らし継ぐ」 ことのできる社会づくりを進めていくことが中小企業の責務ではないかと思います。 そして、 その活動に取り組むことが、 同時に中小企業のみならず、 その地域を真に元気にしていくことでもあります。
まさに、 宮城同友会でも地球環境部会が２月23日に全国同友会で17番目の部会として、 会員皆様と共に設立し、 活動を開始しました。 設立にあたって世話人会の立ち上げから関わってくださった熱い 「志」 をもった仲間たちに、 この場を借りて感謝申しあげます。
地球環境部会では、 命を育む持続可能な経済社会への転換をめざして、 「かけがえのない地球と共に生きる」 を理念に、 皆様と共に素直に謙虚に学びあい、 仲間をつくり、 連携･連帯を行っていきたいと考えております。 皆様どうかよろしくお願いいたします。
地球環境への配慮と地球上全ての生命保護で
持続可能な発展を
〜 命はぐくむ社会をめざして 〜
地球環境部会 副会長
エスケー空調（株） 社長 鈴木文夫
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人類が大量生産、 大量消費、 大量破棄を繰り返して発展を続けてきた結果、 地球温暖化やオゾン層破壊等による地球の危機が叫ばれるようになりました。
今を生きる私達の世代が加害者となって未来の世代が被害者となる事を防止すること、 それが地球環境保全問題です。 地球環境に配慮しながら、 地球上の全ての生命を保護し、 そして持続可能な発展をしていく事が私達人類の使命ですが、 そのためには一人一人が自分の価値観や暮らしを見直すと共に企業としての取り組みや、 地域社会としての取り組み又国際的な取り組みも必要となります。
地球環境保全対策の取り組みとしては、 Reduce （廃棄物の発生抑制） Reuse （再使用）、 Recycle （再資源化） の 「3つのＲ」 による循環型経済システムの構築や省エネルギー対策等が重要な課題となります。
平成12年６月に宮城県内において主に業務用の冷凍空調設備を取り扱う業者が中心となって 「宮城県フロン回収事業協会」 を設立し、 冷凍空調機器に係る冷媒用フロンガスの放出抑制策としての普及啓発活動や回収･処理促進システムを構築して宮城県内における冷媒用フロンガスの回収･処理の促進を図る事により地球環境保全に貢献し、 業界ならびに行政からも大変好評を得ています。
宮城県中小企業家同友会地球環境部会と致しましては、 まず日常生活における節電･節水や発生したごみ （資源） の分別等の身近な事から始める事により各個人の環境保全への意識を高めてもらい、 そして個々の企業の自主的な取り組みへと発展させ、 会員が結集して地球環境保全に関る社会的責務を自然に果たすことのできるようなシステム作りを目指しての学習･研究に努めそして環境保全に関る提案や普及啓発活動を行ってまいりたいと思いますので、 会員の皆様のご支援ご協力を宜しくお願いいたします。
■ 総会で選出された今年度の地球環境部会の役員は以下の通りです 〔敬称略〕
部会長 沼田 清 （（株）仙台リサイクルセンター 社長）
副会長 阿部忠昭 （（株）牡鹿観光 社長）、 鈴木文夫 （エスケー空調（株） 社長）、 平石春江 （プラスαオフィス 代表）
幹 事 菊地昌樹 （（株）仙台菊地組 社長）、 佐藤弘樹 （（株）伸電 専務）、 佐藤 浩 （（有）生活空間工房 社長）
役 員 佐藤 全 （（株）オートパル 専務）、 畑岡敏子 （（有）アメニティ 取締役）、 増田 宏 （（有）ジーアールエス 社長）、
山並 修 （行政書士山並修事務所 代表） |
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